アウトドアのサバイバル術

食べられる野草

 

 

食べられる野草というものは意外にたくさんあるものです。これらを知っておけば、イザという時に空腹をしのぐことが出来るかも知れません。

 

 

「ふきのとう」は、みじん切りにして油で炒め、味噌を加えて「ふきのとう味噌」にします。天ぷらにしても美味しいです。「つくし」は、頭とハカマを取り、湯がいてから酢の物やおひたしにします。油で炒めてきんぴら風にしても良いでしょう。

 

 

「わらび」はアクが強いので、木灰を入れたお湯で十分に湯がき、水にさらしてアクを抜きます。煮物や塩漬けにしたり、そのまま天ぷらにしても美味しいです。「ふき」は湯がいてアクを抜き、皮をむいておひたしや煮物にして食べます。

 

 

「たらの芽」は、汚れを洗ってそのまま天ぷらにして食べると美味しいです。「ぜんまい」は、わらびと同じようにアク抜きして煮物や炒め物にします。アク抜きして干したものは生よりも美味くなります。

 

 

「山うど」は天ぷらが一般的ですが、醤油と砂糖で煮ても美味しく、皮を厚くむいて酢味噌で食べるのもいけます。「モリアザミ」は、その根を味噌漬けにします。ヤマゴボウというのは実はこれのことです。

 

 

「のびる」は、きれいに洗って味噌を付けて食べます。辛いですが美味しいです。湯がいてマヨネーズで和えても美味しいです。「タンポポ」の若葉はサラダに、花は天ぷらに、根はきんぴらやコーヒーにと、全て食べることが出来ます。